診察室を1部屋増やしたいという、ご要望でしたが、打ち合わせを進める中で、フロントから、待合、検査スペースを含めた、一連のエリアのデザインをリニューアルし、患者さんに落ち着いた気持ちで受診に来て貰いたいというご要望がありました。また、元々、受付のフロントがオープンになり過ぎて書類が待合の患者さんに見えてしまっているので、直したい。また、受付内部の使い勝手も良くしたいとの事でした。
提案・設計内容
受付が、待合にいる患者さんから、ダイレクトに見えず、看護師さん受付けのスタッフさんと、目線が合わない様に、カウンターを斜めにプランニングし、カウンター内部にいるスタッフさんと患者さんの目線がずれる様設計しました。平面的に斜めのカウンターは、車椅子利用者の動線もスムーズで、待っている患者さんと受付をしている患者さんが、交錯しない間取りもなっています。カウンターバックに目隠しを兼ねた壁をつくり、事務室が見えない様になりました。
タイルと石目を使ったシックなデザインは、洗練と落ち着きをもたらしています。一転床は明るい木目材料とし、シックな受付廻りと対比し引き立てつつ、明るさと視認性良く移動できるデザインにしています。
診察室入口には、視力検査で使う円の一部が空白のランドルト環をモチーフにした、部屋番号を描き、呼ばれて入る診察室を分かりやすく誘導しています。
所在地:茨城県つくば市
用途:眼科クリニック・診療所
延床面積:134.18m2(リニューアル部分)
Design:Ogino Takamitsu Atelier
Photo:Ippei Ogino Takamitsu