敷地はその商業地区とそこから広がる住宅地区の境目にあり、賑わいのある街づくりを目指す地区計画に沿って1階が店舗、2~8階が賃貸住宅となっています。
附置義務である住民用の駐輪場を1階には設けずに各部屋にある土間空間に保管する計画にし、自転車置き場という煩雑になりがちな場所をなくしながら1階店舗の面積を最大限確保。角地の利点を生かした連続した開口部を設けることで街に開いた、街の賑わいに寄与するテナントスペースとしています。
賃貸住宅は1Rと2LDK に可変可能な1LDKの2タイプ。全住戸にバルコニーと連続した土間空間があり賃貸生活に外部空間を取り込みながら多様な使い方をしてくれることを期待しています。また、バルコニーのランダムな形状や土間空間に居住者が置く植物や自転車など、生活の気配を建てに積み上げ、外から見ても賑わいを感じられることを意図しました。