リビングと連続した一角はグランドピアノとワークデスクが置かれたご主人の城ともいえる空間。天井近くのルーバーは寝室から連続したロフトにつながっています。ピアノを弾いたり音楽を聴くときはルーバー奥の室内窓を閉めれば奥様のプライベート時間を煩わすこともありません。
国立の改装|LDK
本棚のあるダイニング。元々の躯体天井の高さを生かした高い傾斜天井を間接照明で柔らかく照らしあげています。本棚・カウンター棚・引戸内のAV機器置場など適材適所の収納を計画しています。
南北に寝室とリビングが配置され中央に水回りがある、一般的なマンション配置ですが、最上階の躯体高さを利用して、中央の水回りの上に規約上可能な最大面積のロフト空間を設けました。ピアノの上に見えるルーバーを通して気配が伝わる構成です。
ロフトにつながる階段と奥様の書斎スペース。天井が高いからこそ、小さいスケールの空間を作ることで、場所に奥行が生まれます。
寝室から上がるロフト空間。将来も無理なく使えるように階段勾配は緩く設定しています。階段下は奥様の書斎空間。ピアノのわきにあるご主人の書斎と対になって個人の居場所を尊重したプランです。アーチ開口は洗面所ともつながったウォークインクローゼット。
ご趣味のものが多く、シンプルでスッキリした方向がお好きなお施主様だったので、全体的にはシンプルモダンの抑えめのデザインの方向ですが、寝室のヘッドボード壁は思い切って海外製のアクセントクロスを取り入れました。ベッドヘッドの壁は日常的に目にする面ではありませんが、寝る前、起きたときに必ず目にする壁。一日の最初と最後にスペシャルなものを見て寝る贅沢です。
寝室から上がるロフトは水回りの上に配置されています。寝室のスケルトン階段から上がって現れる天井の低い落ち着いた空間は、昔憧れた屋根裏の秘密基地のよう。奥に見えるルーバーはリビングのピアノスペースと連続。
nacasa&partners / 大崎衛門
国立の改装|津野建築設計室
近々第二の人生を迎えるにあたって、性能・計画・意匠共にさらに居心地がよい家にしたいとのご希望を実現したフルリノベーションです。頂部に載った勾配屋根が特徴的な大規模マンションの最上階。
コンクリート躯体の天井がとても高い区画だったので、規約に沿う形でロフトを増築しました。白と落ち着いた濃色の木を基調に、多彩な趣味をお持ちの自立したお二人の生活を、緩やかに分節しつつ、つなげるプランです。バリアフリー・断熱・遮音にも配慮して、これからの暮らしをサポートしつつ最大限楽しむための改装です。
建築概要
用 途:共同住宅
工事種別:内装
構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造
延床面積:73.99+ロフト9.99sqm
共同設計:松岡佑樹建築設計事務所(実施+監理)
レビュー
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