つくば市内、洞峰公園に程近い住宅街、30坪のコンパクトな敷地での計画。
ご夫婦とお子様2人が住まう家です。
ガレージの要件を満たし、最大限に建築面積を確保しながらも、少しでも緑を楽しめるようにと
シンボルツリーのある庭を計画した配置となっています。
タイトルの、’’ sha-la ’’ですが、” sha ” は、斜めの「シャ」、” la ” は、らせんの「ラ」
この建物の形状には、平面上で2本、立面上で1本の「斜め」のライン(壁)があり、30坪の小さな敷地において、光の入り方や視線の操作など、とても重要な意味を持っています。
外観は白い箱型がベースですが、ファサード面の、斜めに伸びる2本の外壁ラインが
奥行や広がりを感じさせると同時に、オンリーワンの表情を生み出しています。
そしてこの家のシンボル的存在の「らせん階段」。
視覚的にも、動線としても、軸となり、家族をつなぐ絆のような…
そんなシンボリックなオブジェといえます。
階段上部のトップライトからの光を1階まで伝え、また、家族の上り下りする様子がLDKからよく見える、そんな階段です。
また、「シャラ」ということばの響きも、さわやかで凛とした、
でもどこかやさしさもあり、この建物の雰囲気に似合っていると思っています。
1階はワンルームのLDKと水回り。
アイランドキッチンタイプで、キッチン背面は大容量の壁面収納。
家族みんなが使えるスタディースペースも設けています。
2階は、主寝室と子ども部屋、そしてバルコニー。
子ども部屋は敷地奥側に配置された5~6畳の小さなスペースですが、広めのロフト空間と、ハイサイドの窓のおかげで、明るくて、様々な使い方ができる、ゆとりのある空間となっています。
敷地面積:99.17㎡(30.0坪)
建築面積:42.32㎡(12.8坪)
延床面積:80.99㎡(24.5坪)
用途地域:第一種中高層住居専用地域
構造:木造在来
規模:地上2階建て(ロフト付)
用途:専用住宅
構造設計:正木構造研究所 正木健太
施工:株式会社岡田工務店