都市住宅が密集する敷地に建つ、木造3階建ての住まい。外観はシンプルなボリュームとし、正面2階にはテラスを設けることで開口を表に出さず、プライバシーを確保しながら街並みに静かな表情をつくり出している。
内部は吹抜けを中心に空間を構成し、上下階の距離をゆるやかにつなぐ。高窓から落ちる光がリビングに広がり、時間の移ろいとともに空間の表情を変えていく。また吹抜けは子供室の開口とも連続し、家族の気配が立体的に感じられる構成としている。
テラスや大きな開口によって内外の境界をやわらかくつなぎ、都市の中でも広がりを感じられる住空間をつくった。光・高さ・奥行きの関係によって生まれる空間の《間》が、暮らしに豊かな余白をもたらしている。
延床面積:121.46㎡(36.7坪)
構造:木造3階建て