大阪府大阪市の建築家・設計事務所、株式会社 山本嘉寛建築設計事務所が手掛けた注文住宅の建築実例、賃貸向け一戸建て住宅の最小限リノベーション|借家の家を紹介
お施主様が新たに賃貸用として購入した中古物件をリノベーション。
玄関。アルミサッシを撤去して杉板貼引き戸を製作。
玄関。階段は再利用しつつ、素材感にメリハリを与えるため、蹴上部分のみベニヤ貼り。
玄関のホールを彩る柄物壁紙。玄関の床は既存のタイルの上にモルタル塗り。
和室・LDKの建具は既存枠を利用しながら、障子のみガラス格子戸に変更。
玄関からLDKをのぞく。
普段使いにはちょうど良い10.5帖のコンパクトなLDK。既存床の上に杉足場板貼り
頑強なフレームとステンレストップはそのまま使用しながら換装したキッチン。
借家ならではのゆっくりした時間が流れる住まい。
針葉樹合板の造作カウンターと洗面器だけのシンプルな洗面室。
階段手摺は1×4材で極めてローコストに新設。
山田圭司郎
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最近では空家問題がマスコミで大きく取り沙汰され、世の中にたくさんの住宅が余っている現状をご存知の方も増えてきました。新たな住まいを検討する上で、新築と、中古物件を安く購入してリノベーションする2つの方法を並行して検討される方も少なくありません。一方で世の中の空家物件には、自己居住用でない借家物件も数多く存在します。老朽化や、周辺に建った新しい物件との競争に負けて借り手がつかなくなり、オーナーも管理会社も大きな費用をかけて建て替える以外道がないと思い込んでいるため、何の改善措置も取られないまま放置された物件たち。しかしリノベーションの視点で見れば、昭和期の借家物件はしっかりと作られた建具や家具、アイアンの格子、焼きムラのあるタイルなど、少し手を入れるだけでレトロな雰囲気のインテリアとして再び活躍できるポテンシャルを備えた大変魅力的な資源です。自己所有では気になる性能面も、借家ならある程度割り切ってデザインに注力することが出来ます。今回はお施主様が新たに賃貸用として購入した中古物件をリノベーション。最低限の性能更新を行うとともに、古い仕上げ材から残せる部分と交換する部分を慎重に仕分けし、新旧のバランスを取りながら色柄を加えて空間を引き締めました。
用途|一戸建ての住宅 構造規模|木造2F 設計対象面積|17坪[56m2]
設計監理・キッチン換装|山本嘉寛・三橋香織[YYAA] 施工|[ツジムラ建工]
設計監理・キッチン換装|山本嘉寛・三橋香織[YYAA] 施工|[ツジムラ建工]
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