市内でも徐々に姿を失いつつある妻入商家の古い街並みの中に建つ新築のお住まいです。
以前は、この場所にも街並みに貢献できる古い建物が建っていました。
しかし、その建物には水回り設備が無く、隣地に建つ母屋の離れとして物置部屋として使う以外ない状態でした。
最終的に若夫婦が母屋から独立した住まいとして機能させるために建て替えることに決意されました。
とは言え、街並みから姿を消すその建物への配慮から、新たに建てる建物の外観を街並みに寄与させるため
プライバシーを守りながら陽射しや風を導き、建物の顔となるよう縦格子で窓を覆いました。
この格子により生れた陰影が建物の外部にも内部にも様々な趣を生み出しています。
木造2階建て、一戸建ての住宅、延べ床面積 97.71㎡