小島光晴建築設計事務所
コンテンポラリーデザインの家|実例の紹介|機能美と自由な空間構成を追求する
著者:クラスキ編集部
コンテンポラリーデザインの住まいとは、過去の様式にとらわれず、現代のライフスタイルや建築技術を柔軟に取り入れた設計です。実務においては、高い耐震性や断熱性を確保しながら、柱や壁の配置を工夫した自由な空間構成を実現することが特徴です。ガラスや鉄、コンクリートといった素材に、手仕事の質感が残る左官材や天然木を巧みに組み合わせることで、無機質になりすぎない洗練された居心地の良さを生み出します。また、暮らしの変化に合わせて間取りを柔軟に変更できる可変性を持たせるなど、機能性と美しさが高い次元で融合しています。
自由な造形と洗練されたディテールが映える、コンテンポラリーデザインの外観
コンテンポラリーデザインの家
コンテンポラリーデザインを象徴する外観は、時代の価値観や技術を反映した自由な造形が特徴です。シンプルな幾何学形態から有機的なフォルムまで、敷地や暮らしに応じて多様な表現が生まれます。また、ガラスやコンクリート、金属、木材など、それぞれの素材が持つ質感を活かしながら、洗練された佇まいを形づくります。雨樋や設備機器を目立ちにくく計画することで建築の美しさを際立たせ、耐久性やメンテナンス性にも配慮しながら、長く魅力を保つ外観を実現します。
床の段差や天井の仕上げで緩やかにゾーンを区切る、仕切りのないコンテンポラリーデザインのLDK
コンテンポラリーデザインの家
現代のLDKは、壁で空間を細かく区切るのではなく、大きなワンルーム空間として計画される事例も多く見られます。その中で、リビングの床を一段下げるダウンフロアにしたり、ダイニングの天井高に変化をつけたりすることで、視線が抜ける開放感を保ったまま、それぞれのエリアに緩やかな役割の違いを与えます。床暖房や高効率な換気計画を一体で設計するため、家族全員がどこにいても快適に、お互いの気配を感じながら思い思いの時間を過ごすことができます。
生活感を排除し家具として空間に溶け込む、機能美を極めたコンテンポラリーデザインのキッチン
コンテンポラリーデザインの家
コンテンポラリーデザインのキッチンは、調理をするためだけの設備ではなく、空間を彩る美しい家具としてのデザインが求められます。手元を隠す腰壁を無くした、フラットなアイランドキッチンが採用されることも多くあります。天板には、傷や熱に非常に強いクォーツストーンやセラミック材を採用し、シンプルで高級感のある質感を演出します。調理器具や家電類を収納内部に納めやすく計画することで、生活感を抑え、ホテルのような洗練された空間を維持しやすくなります。
内外の境界を曖昧にする、コンテンポラリーデザインのテラス
コンテンポラリーデザインの家
内と外の境界を曖昧にし、自然を身近に感じられる空間づくりは、コンテンポラリーデザインで重視される考え方のひとつです。リビングやダイニングに隣接してテラスを設け、室内と調和する素材や色彩を用いることで、内外がひと続きにつながる開放的な空間を演出します。また、建物の一部をくり抜いたような半屋外空間や深い軒を設けることで、日差しや雨を和らげながら快適な居場所を確保できます。さらに、大きな開口部を計画することで、光や風を取り込み、自然とのつながりを感じられる豊かな住環境を実現します。
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