小島光晴建築設計事務所
ガラス張りの家|設計事務所による注文住宅7選|光と透明性が生む豊かさ
著者:クラスキ編集部
ガラス張りの住まいは、内と外の境界を曖昧にしながら光と景色を豊かに取り込む、開放的な建築表現のひとつです。一方で、大きなガラス面は断熱性能やプライバシー、夏季の日射遮蔽といった課題とも向き合う必要があります。設計事務所はガラスの種類や性能の選定から、庇や格子による日射コントロール、隣地や道路との関係を踏まえた開口の方向性まで、総合的に検討しながら「透明性と快適性の両立」を図ります。自然光が刻々と表情を変える中で、光の移ろいを暮らしに取り込む住まいを紹介します。
ssrh
「ha」hosaka hironobu architect associate
本住宅では巨大なカーテンウォールが1.5層の吹抜リビングを象徴的に演出しています。吹抜けに隣接するロフトは壁をガラスで構築し、カーテンウォールと共鳴し合い相乗効果を意図しています。スパイスの効いたフローリングが空間を引き締めています。
SAKURAの家
井上久実設計室
借景の桜を楽しむことをテーマに計画された住まいです。主な生活空間を2階に配置し、リビングを覆うルーバーによって外部からの視線を抑えながら、桜の景色を美しく切り取っています。ルーバーの角度は桜が最も映えるよう調整されており、日射も効果的に遮ることで、直射日光の入りにくい快適な室内環境を実現しました。
ことのは
小島光晴建築設計事務所
敷地は豊かな木々に囲まれた環境にあり、四枚の屋根を寄せ集めた重なりの下に生活空間をつくっています。屋根や壁の重なりに生まれる隙間が周辺の自然へ光や風をつなぐようにつくられています。
片岡山の家|段丘に架けた大きな屋根の下で暮らす。
株式会社 山本嘉寛建築設計事務所
大和川の河川敷に続く段丘上に計画された住宅で、上段から王寺・三郷の街並みや信貴山から生駒山の山並みを一望できます。敷地は中央から約3m下がり擁壁経由でさらに約4.5m下がる地形で、下段に土留め・高基礎を兼ねて寝室・クローゼットを配し上段に水平面を確保してキッチン・階段・水廻りを分散配置しています。大きな切妻屋根は側面スリットで通風・採光を取り入れ、軒下の回遊性の高い空間を生活の中心に据え、駐車場からのアプローチを可能にしています。素材感や彩度を抑え、線の少ない仕上げとしています。
PIBRO
株式会社 SPAZIO建築設計事務所
仙台中心市街地の高密な環境に建つ本住宅は、周囲から切り離された開放的でダイナミックな内部空間の創出を主題としています。約30坪の敷地に横方向のコートと縦方向のボイド(吹抜け)を複数配置し、光と風を縦横から取り込む構成。透明感ある空間が重なり合い、都市の中にいながら生命力あふれる住まいを実現しています。
廻廂の家
an Archi-Lab. 一級建築士事務所
共働きの若い夫婦と子供二人のための3階建て新築住宅です。敷地いっぱいの廂を張り出し、斜線制限回避のためボリュームを欠き取り上階に室外機を上げて廂下を四周解放しています。5室・多収納・ビルトインガレージ・エレベーターを備え、アプローチ・前庭・通路・坪庭・駐輪スペースを配しています。2・3階の欠き取りが隙間となり風通しと圧迫感の軽減に寄与しています。南北に抜ける長手のLDKと南側の3層吹抜けの階段室を設けています。
都幾川縁りのハイブリッドハウス
H₂O設計室
都心から50km圏、埼玉県都幾川北岸の約220坪の敷地に建つ鉄・木・ガラスのハイブリッド構造のガラスハウスです。眼前に都幾川が流れ秩父山系を背景とする環境に接しています。2階の居住階は回遊式の動線を持ち、一つ屋根の下で一体の温熱環境と光の取り込みを図っています。外壁に開閉機能がないため、2階床から張り出した水平ルーバー状の開閉機構と重力換気により、屋根トップの強制換気装置から排気する換気システムを備えています。
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