根岸達己建築室
料理好きの家|設計事務所による注文住宅実例16選|料理が楽しくなる住まい
著者:クラスキ編集部
料理を心から楽しむ方にとって、キッチンは住まいの中心となる場所です。使い勝手の良い作業動線、食材・調理器具・食器を整理しやすい収納計画、コンロの種類や換気方式の選定、シンクの高さや素材、作業台の広さと素材、こうした要素が、料理の時間の豊かさに直結します。また、料理しながら家族と会話できるレイアウトや、ゲストを招いてオープンに調理を楽しめる空間設計も、多くの方が希望するスタイルです。設計事務所はキッチンを単なる設備として捉えるのではなく、暮らしの核として丁寧に設計します。料理が主役の住まいの事例をご覧ください。
なごみキッチン 海いろ
株式会社 SPAZIO建築設計事務所
遠く仙台港を望む小高い丘の上に建つ、夫婦のための終の棲家です。牧歌的な風景に包まれた敷地に、穏やかで心豊かな暮らしを育むコンパクトな住まいが計画されました。限られた面積の中でも快適性を高めるため、諸室の配置や動線を丁寧に整理し、行き止まりのない回遊性のあるプランを採用。日々の移動を自然で心地よいものにしながら、暮らしにゆとりと広がりをもたらしています。風景とともに静かに歳月を重ねる、上質な住まいです。
中庭のある家
根岸達己建築室
中庭を中心に計画された、自然とともに暮らす住まいです。家のどの場所にいてもシンボルツリーの姿を感じられるように設計され、窓越しに広がる緑が日々の暮らしに穏やかな彩りを添えます。見る場所によって異なる表情を見せる庭の風景は、季節や時間の移ろいとともに変化し、住まいに豊かな奥行きをもたらします。内と外が緩やかにつながる空間の中で、四季の気配を身近に感じながら過ごせる、静かで心地よい住まいです。
囲炉裏のある趣味満載の家
設計事務所アーキプレイス
南北に長い段差のある変形敷地に建つ、ご夫婦の趣味を生かした終の棲家です。高度斜線に応えるよう3つのボリュームを連ね、端正な勾配屋根が印象的な外観を形づくっています。内部は掘り炬燵の囲炉裏を備えた和室を中心に、吹抜けやスキップフロアによって諸室やバルコニーが緩やかにつながる構成です。耐震等級3とHEAT20 G2レベルの高断熱・高気密性能を備え、開放感と快適性を両立。趣味を楽しみながら、これからの暮らしを豊かに育む住まいとなっています。
Nezu Flat
kurachiffon 瀧内未来一級建築士事務所
築35年の2DKを、4人家族のための住まいへと再生したスケルトンリノベーションです。限られた面積を立体的に活用し、小上がりやロフトを設けることで広がりのある空間を実現。視線が窓の先まで抜ける動線計画や、白を基調とした内装、天井を現しとする手法によって開放感を高めました。家電をキッチンカウンター内に収めた機能的な収納計画も特徴で、家族が自然と料理に参加できる、暮らしに寄り添う住まいとなっています。
上野芝の家
Abax Architects
閑静な住宅地の高台に建つ、約40坪の住まいです。西側に広がる眺望を最大限に活かすため、2階にリビングダイニングを配置し、豊かな光と風景を室内へと取り込みました。内装には木をふんだんに用い、温もりのある落ち着いた空間をつくり上げています。キッチンをはじめとする家具はオリジナルで製作し、空間と一体となるよう丁寧に計画されています。眺望と素材感が調和した、心地よい時間が流れる住まいです。
浄明寺リノベ
佐賀高橋設計室
築60年の木造平屋をリノベーションした住まいです。既存の平面に斜めの木の壁を作り、一部を勾配天井とすることで空間にリズムを与えています。猫間障子からやわらかな光が差し込み、グレーの壁は黒板としても機能します。壁には愛猫のための小さな通路を設け、家具的なキッチンと業務用キッチンを組み合わせるなど、細やかな工夫が随所に散りばめられた住まいです。
hideaway 水戸のビルリノベーション
e do design 一級建築士事務所
「大人の隠れ家」をテーマに、かつてテナントや事務所だった空間を、ご夫婦2人のための住まいへとリノベーションしました。広々としたLDKは、仕事仲間や友人が集うバーのような雰囲気を持ちながら、料理や会話を楽しむ夫婦の場所にも。フルオーダーのキッチンや壁面収納が、落ち着きと上質な時間を演出します。仕事と暮らし、趣味と休息が心地よく共存する、日常に少しの非日常を添えた住まいです。
KAN
充総合計画一級建築士事務所
10階からの眺望を最大限に活かしたマンションリノベーションです。東側には都心の景色、南西側には富士山を望む恵まれた立地に対し、個室やキッチンの配置を見直すことで、日常の中で景観を楽しめる住まいへと再構成しました。共用スペースは眺望に向かって大きく開かれ、これまで活用されていなかった東側のデッキはキッチンとつながるアウタールームとして再生。可動間仕切りも取り入れ、開放性と柔軟な使い方を両立した住空間を実現しています。
美しが丘西の家I邸
株式会社 中村高淑建築設計事務所
アートディレクター・デザイナーであり、アーティストでもある伊波サチヨさんとご家族、2匹の猫が暮らす住まいです。建築をこよなく愛し、自邸を建築家に依頼することを夢見ていた伊波さんの人柄を映す、明るく品のある家。丘と空を望むLDKは、料理をしながら家族や友人と過ごせる開放的な空間とし、将来は子ども室をアトリエやSOHOに転用できるなど、家族の変化にも柔軟に対応します。週末には友人や仕事仲間が集う、猫たちとともに暮らしを楽しむ住まいです。
IMAGINE
吉デザイン設計事務所
リノベーションで生まれた「IMAGIN」は、日常にささやかな物語性を添え、想像力を刺激する住まいです。空間の中心には家族が集う全長約5メートルの開放的なキッチンを配置。シンデレラの階段をイメージした遊び心溢れるシューズルーム、幾何学的なデスクが佇む読書スペース、そしてホテルライクなマスターベッドルームがシームレスに繋がります。機能性の中に楽しさをデザインした、暮らしの美学が息づく建築です。
館山の家
多田建築設計事務所
千葉県館山市の国定公園内に建つ、海と自然を楽しむためのセカンドハウスです。防風林越しに水平線を望む恵まれた環境を活かし、海側に大きく開いた開口と、隣家側を抑えた端正な構成を採用しました。釣りを楽しむための広い土間や、深い軒の濡れ縁が内外を緩やかにつなぎます。建具によって空間の使い方を柔軟に変えられるほか、特徴的な屋根架構が伸びやかな室内に個性を与えています。無駄を削ぎ落としたミニマルな住まいは、海風とともに豊かな時間を育みます。
LOLO 〜キッチン空間アイデア デザインコンテスト 最優秀賞〜
YIA イシウエヨシヒロ建築設計事務所
大きな中庭を中心に据えた、ロの字型の住まいです。二層分の壁に囲まれた中庭は外部からの視線を遮りながら、光や風を住まいの奥まで導きます。リビング・ダイニングは、緑豊かな外庭とデッキを備えた中庭に挟まれ、四季の変化を身近に感じられる贅沢な空間に。中庭を巡る回廊が日常の動線に豊かな景色をもたらし、暮らしに心地よいリズムを生み出します。バスコートや屋上デッキも備え、住まい全体で自然とつながる開放的な暮らしを実現しています。
三鷹の家
望月建築アトリエ
緑多き静かな住宅地に建つ、プライベートな中庭のある住宅です。内部は中庭とLDKが連続し、1階は庭を望むキッチン、吹抜のダイニング、段下がりの造付けソファによるコーナー的なリビングと水回りで構成されています。2階はピアノ図書スペースと各個室があります。外部は無機質な窯業系パネル、内部は桧の天井板とシックイ塗装で仕上げています。自然な生活スタイルを希望された住まい手さんの、優しくも洗練された住まいになります。
つくばみどりのの家
ユウ建築設計室
新たな街並みが広がる開発エリアに建つ、コーヒースタンドを併設した住まいです。住宅と店舗が自然に共存する構成とし、住宅部分にはガルバリウム鋼板、店舗部分には焼杉を採用することで、素材の対比を活かしながら周辺環境に調和する外観を実現しました。断熱等級5のZEH水準に加え、樹脂サッシや床下を活用した第一種換気システムを採用し、一年を通して快適な室内環境を確保。暮らしと仕事、地域とのつながりを心地よく育む住まいです。
双奏の家
株式会社 富谷洋介建築設計
都市部の住宅街に建つ住まいです。周囲からの視線を抑えながら、2階LDKとハイサイドライトから自然光を取り込み、穏やかで開放的な空間をつくりました。住まいの中心には造作キッチンを据え、家族が料理や食卓を囲む時間を暮らしの軸に。一方、1階には愛車や趣味を愉しむガレージを設けています。それぞれの時間を大切にしながら、互いの気配を感じられる住まいです。断熱性能にも配慮し、快適性と省エネルギー性を両立しています。
凹と凸
小島光晴建築設計事務所
住宅密集地の角地に建つ住まいです。東西を収納帯とすることで周囲との距離を確保し、その中央に家族のための大らかなワンルーム空間を配置しました。光や風、視線を丁寧にコントロールしながら、床レベルの変化や階段、スロープが多彩な居場所を生み出しています。一方で個室はテラスへと開き、近隣との緩やかな交流を促す構成としました。一般的な住宅の「家族室を開き、個室を閉じる」という関係を反転させることで、家族の親密さと地域とのつながりを同時に育む住まいとなっています。
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